疲れがとれない…「睡眠障害」が原因かも?!


日本人の5人に1人が睡眠障害!あなたは大丈夫??

こんにちは、毛髪技能士の横溝です。

突然ですが、みなさん最近よく眠れてますか?
睡眠は人間が生きていくうえでとても大切なのは言うまでもありませんが、実は育毛ケアにもとても大きな影響を与えます。
もしあなたが今の眠りに満足していないのであれば、是非このタイミングでご自身の睡眠と向き合ってみてくださいね!
今回はみなさんがもっと熟睡できる方法を発信していきたいと思います。

5人に1人が悩んでいる「睡眠障害」とは

睡眠障害とは、睡眠に何かしらの問題がある状態を指します。多くの人がパッと思い浮かべる、うまく眠る事ができない不眠症が代表的だと思いますが、
不眠症の他にも、日中に強い眠気を感じる過眠症、昼夜の体内リズムが崩れる概日リズム睡眠障害など、様々なものが睡眠障害に含まれ、いくつかのタイプが存在します。

睡眠障害の原因はタイプにより違い、さまざまです。
精神的なストレスや疲れ、時差、騒音、アルコールやカフェインなどなど‥‥
またアトピーやうつ病など、身体的疾患や精神疾患に関連して睡眠障害をきたすこともあります。

日本では、一般成人のうち約21%が不眠に悩んでおり、成人の5人に1人、つまり1500万~2000万人の人が不眠に悩んでいると推計されます。
睡眠障害は国民病ともいえるでしょう。

タイプ別睡眠障害

睡眠障害は主に4つのタイプに分けることができます。
この4つの症状はどれか一つではなく2つ以上重複して現れる場合も多く、特に高齢の方が複数の症状を訴えるケースが多くみられます。
ではタイプ別にみていきましょう。

①入眠障害

睡眠障害の中で最も多く、不安や緊張が強い時に起こりやすといわれています。
床についてもなかなか眠れず、眠りにつくのに30分~2時間以上かかり、それを苦痛と感じる状態です。
眠ろうとすればするほど眠れなくなりますが、いったん眠ってしまうと朝まで眠れるというもので、楽しいイベントの前日に興奮して眠れないというのもこのタイプです。

②途中覚醒

寝ている最中に何度も目が覚めてしまい、その後、再度眠ろうとしてもなかなか寝つけない状態です。
人間は年をとるのにしたがい、だんだんと眠りが浅くなり、目覚めやすくなると言われています。
途中覚醒は日本人の成人の不眠で最も多く、中高年・高齢者に多くみられます。

③早朝覚醒

朝早く目覚めてしまい、その後眠れないというタイプです。自分の望む起床時間よりも2時間以上早く目覚めてしまう状態です。
高齢者に多くみられる傾向がありますが、人は年を取ると体内時計のリズムが前にずれやすく、また若い人に比べて体力的に夜遅くまで起きているのがつらくなるので早寝早起きになります。
この場合は就眠が早すぎるだけで全体の睡眠量と足りているという可能性もあります。
高齢者のほかにもうつ病患者にもよく見られる症状です。

④熟眠障害

睡眠時間は十分とれているのに、眠りが浅く、すぐに目が覚める、夢ばかりみて眠った感じが得られない状態です。
高齢者の不眠や慢性的なストレスで多く見られます。
眠っている間に呼吸の障害が起こり、睡眠の量と質が低下する「睡眠時無呼吸症候群」や、寝ている間に足がぴくんぴくんと動く「周期性四肢運動障害」など、睡眠中に症状の現れる病気が関係していることもあります。

まずはチャレンジ!睡眠障害対策9つのポイント!

■「眠くなってからベッドに入る!就床時間にはこだわりすぎるな!」
眠ろうと意気込むと、かえって頭が冴えてしまい、寝つきを悪くすることがあります。そして眠れないままベッドの中にいると、眠れないことへの不安や焦りが生じ、ますます眠れなくなってしまうのです。
その日の眠気に応じて、「眠くなったら寝よう」と気持ちを楽にしましょう。床に入っても「なかなか寝つけない」ときには、ベッドから一旦抜け出し、暖かいお茶を飲んだり、本を読んだりして、また眠くなったらベッドに入り直すといいでしょう。

■「毎日同じ時刻に起きるべし!」
早寝早起きの生活習慣は、早起きから始めるといいでしょう。ポイントは何時間眠れたかにかかわらず、毎日同じ時刻に起きること。
週末も朝遅くまでベッドの中で過ごさず、いつもと同じ時間に起きるようにしましょう。

■「ベッドは眠る以外の目的では使わない!」
ベッドの中でテレビを見たり、読書をしたりしないようにします。眠れない時もいったんベッドから離れ、自分なりのリラックスできることを行って再度眠気が訪れるのを待ちましょう。

■「昼寝は短く、遅くとも15時前に終わらせるべし!」
適度な昼寝は頭をスッキリさせてくれますし、集中力や作業能力の低下を防いでくれます。
ただ昼寝は30分以内にとどめるようにしてください。30分以上の昼寝は深い眠りに入ってしまい、かえって逆効果です。
長い昼寝や夕方以降の昼寝は、夜の睡眠に悪影響を及ぼしてしまいます。

■「寝る前の刺激物は避けるべし!」
カフェインやニコチンには、眠りを妨げる作用があります。
カフェインには利尿作用もあり、トイレが近くなるので、中途覚醒の原因にもなります。
寝る前約4時間はカフェインを摂らないようにしましょう!
また寝る前のスマートフォンやパソコンもいじりも睡眠障害の原因になります。寝る前は電気類を触らないように心がけましょう。

■「自分に合ったリラックス法を探るべし!」
様々なリラックス方法が提唱されていますが、同じ方法でも人や状況によっては、かえって緊張を促す場合もあり、睡眠に影響を及ぼす可能性があります。
自分にあったリラックス法を見つけてみましょう。
例えば、軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、アロマ、ヨガなどがおすすめです。

■「朝起きたら太陽の光を浴びるべし!」
眠りの時刻は体内時計によって決まります。目から入った光を脳が感じることで体内時計が1日を刻み始め、夜(約14~16時間後)になると眠くなるよう、準備を整えます。
朝起きて晴れていたらまずは外に出て太陽の光を5分くらい浴びてみてください。

■「規則正しい食事と運動習慣をとりいれるべし!」
規則正しい食事も体内時計のリズムを整えてくれます。朝食は朝の目覚めを促進してくれます。夜食は食べ過ぎるとかえって寝つきが悪るので、空腹で眠れない時は、消化のよいものを食べましょう。
そして運動習慣のある人は不眠になりにくいことが知られています。

■「眠りが浅いと感じるときは,積極的に遅寝・早起きを!」
必要以上に長くベッドの中で過ごすと、かえって睡眠が浅くなってしまいます。
眠りが浅い、あまり眠れていないと感じる時ほど、就床時間を減らし、必要な分だけベッドで過ごしてみてください。逆に熟眠感が増すことがあります。

最後に

眠らなきゃいけないのに、眠れないってとってもつらいですよね。
国民病と言われるだけあり、睡眠障害で悩んでいる人は非常に多いです。不眠の問題を解決するために正しい知識を身につけ、快眠のための工夫をすることが大切です。
質の良い睡眠をとることは育毛ケアだけでなく、身体にもいいのでぜひ頑張ってみてください。


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